2020年3月29日
そう、ALPINA D5s が我が家にやってきた日にちです。
もうすぐ、1年が経ちます。
まさかの、予想もつかない コロナ禍が 世の中を席巻する 1年でした。
こんなタイミングで車を買うなんて なんて 間の悪い事なんでしょうと思いましたが、
結果、何も楽しみがない中 通勤を楽しむ事ができるなんて 購入して正解でした。
そして、この1年間 ALPINA D5sに乗っていて感じたことを 少し書いてみたいと思います。
ALPINA と M
以前、親友のM3の助手席に乗せてもらったことがあるのですが、
何というか、剛性の塊が 強烈なエンジンを載せて 爆音あげながら 走っていくという感じでした。
そう、鞭を持った女王様が後ろに立っていて 「アクセルを お踏み!」 と しばかれる感じ。
速く走らないと 許してもらえない
このMに乗る限りは 過激で 刺激的で 速く走らないといけない
そして、アドレナリン全開の 興奮 と 快感 に酔いしれる それが、Mの楽しみのように思うのです。
一方、ALPINAはどうかというと、
街中を普通に運転すると 何か違うけど Mのような強烈なインパクトはありません。
エンジン音も それほど激しくはありません。
それでは、一体何が普通のBMWと違うのか。
すべてです。
走り出しから、路面の凹凸を拾う感じ、ブレーキの感じ、曲がっていく感じ。
すべてが統一されて 限りなく上質に クオリティ高く 仕上げられている。
そのパッケージを究極まで煮詰めた感じがALPINAではないでしょうか。
ALPINA D5s の 乗り心地 と 走行モードの選択
ALPINA D5sに乗っていて 一番思うところは エンジンもいいんですが、
やはり 足回り ではないでしょうか。
路面の情報も 必要な部分は感じさせて 消した方が良い部分は限りなく消していく。
あまり情報を消してしまうと 車の挙動がわからなくなり
情報を伝えすぎると 不快な乗り心地になってしまう
そこを絶妙に調整して 情報伝達する。
気持ちいぃ・・・。
そして、ドライビングモードは
コンフォートプラス(ALPINA用に調整されたコンフォートモード)が一番キャラクターを引き立てると思います。
すべて含めて、究極に調整されて
気持ちいぃぃ!!
ALPINA D5s ロールしてもいいんですか? いいんです!
BMW5 F10 Mスポーツ に乗っていたころは
足回りが ガチガチで非常に乗り心地が悪かったですが、ロールに関してはかなり抑えられていました。
そのため、曲がっていく時には かなり踏ん張りが効いて 面白かったです。
メルセデスベンツ Eクラス W212 ワゴンに乗っていた時は、
乗り心地は柔らかく、後部座席の評価は良かったですが、
カーブでは ロールがかなり起こり、挙動がやや不安定になるため
走りを楽しむ車ではないと実感しました。
乗用車としては 最高の車でしたが。
ALPINAは
初めて乗った時、高速道路のカーブでロールがあるのに驚きました。
走る車なのに、ロールが意外にある。
しかし、挙動が不安定になるわけでもなく
ロールしながらも 気持ちよく曲がっていく。
なんじゃこりゃぁぁ!!(松田優作風)
おそらく、ロールステアも すべて計算に入れて セッティングを極めているのでしょうね。
最近、YouTubeでALPINA B3の 試乗インプレッションを見て 納得しました。
ALIPINAについて 感じてきたことと同じような事を言ってくれているので
BMW ALPINA B3/Studie.AG BOB鈴木/特別試乗インプレッション
を是非見てください。
そして、あなたも ALPINAの世界 にいかがでしょうか。
おしまい。