今日から 大阪では とうとう 緊急事態宣言 が発出されてしまいました。
GWに どこも行くところがなくなり、
ALPINA D5s で遠出など 出番もあまりなさそうです 泣
ところで、もう1年前になりますが ALPINA D5s には、
まだ、最新機種で売り出されている セルスター AR-W86A を搭載しています。
今回は なぜ いろいろとレーダーがある中で セルスター AR-W86A を選んだのか
あと、【2021年】おすすめレーダー探知機 について書いてみたいと思います。
レーダー探知機の選び方
レーダー探知機とは
レーダー探知機とは、
オービスなどの速度取り締まり装置から出る レーダー波などを探知して知らせる装置のことです。
レーダー波などを感知すると、ドライバーに警告を促します。
最新のモデルはレーダー波など だけでなく
緊急車両の無線をキャッチしたり、事故の多いエリアを教えたり、OBDⅡで車両の情報を表示したり、
さまざまな機能を搭載している製品が増えています。
探知したい オービスの種類
レーダー式
最も古くから設置されているオービスが レーダー式 です。
走行中の車にレーダー波を照射して 跳ね返ってきた電波の波長の違いから速度を計測します。
速度超過している場合、赤外線式カメラで撮影します。
固定式が Xバンド 移動式は Kバンド のレーザーを使用しているので
両方のバンドに対応しているかチェックしてください。
(最近のレーダーは ほぼ 対応していますが・・・)
ループコイル式
道路に埋め込まれた ループコイル で速度を計測するタイプです。高速道路や大きな幹線道路に設置されている事が多いです。
ループコイル式 はレーダー式と比較して精度が高く、レーダー探知機に妨害磁場を発生させるのが特徴です。
電波が出ていないので、GPS搭載で自車位置を確認でき、あらかじめ設置位置をデータとして内蔵しているモデルでないと探知できません。
設置場所が変更されると困ったことになるので、
常に情報更新をしてもらえるレーダー探知機がベストです。
Hシステム
四角い白い板状のアンテナを備えているオービスがHシステムです。
レーダー式と同じ電波の跳ね返りで速度を計測していますが、より精度が高く 断続波を使用してレーダー探知機で検知しにくいのが特徴です。
赤外線レーダーもついており、道路の左右に赤外線ストロボとCCDカメラを装備しています。
製造している三菱電機が2008年に製造中止し、
2019年3月には対応サービスを全て終了したため、撤去する方向になっています。
LHシステム
ループコイル式とHシステムを組み合わせたタイプで、固定オービスのなかでもっとも設置数の多いオービスです。
ループコイル式のLと、HシステムのH で LHシステム です。
計測方法はループコイル式と同様ながら、高性能なデジタルカメラで速度超過車を撮影します。
精度も高く、あらかじめ設置場所データを内蔵したGPS搭載レーダー探知機でないと探知できません。
ループコイル式はシャッターを切られてもフィルム切れがありますが、
LHシステムはデジタル式でフィルム切れせず、撮影された画像は通信回線によってそのまま管轄の警察署へ伝送されます。
レーザー式
レーザー光を照射して3Dスキャンによって対象車を立体的にとらえ
移動時間と距離によって速度を計測する新型のオービスです。
レーダー式と同じで、固定式 も 移動式 もあり、
移動式の場合、ネズミ捕りと異なり、撮られたことも気づかず 後から通知が送られてくるという
恐怖のオービスです。
レーザー光を受信する レーダー探知機も出てきています。
そう セルスター AR-W86A もその一つです。
しかし、過信は禁物です。
正直、警告が直前になることも多く 間に合わない可能性もあるので
みなさん、安全運転を心がけましょう・・・。
移動式(車載型)
今までは、レーダー式だけでしたが、
これからは、レーザー式に注意が必要です。注意しようがないですが。
(レーダー レーザー ややこしい・・・)
小型
最高時速30kmに制限する「ゾーン30」に設置されています。
小型サイズで移動しやすく、電柱や標識の近くに設置されています。
今のところ、レーダー式なので探知機に反応します。
レーダー探知機の種類
ワンボディタイプ
GPSアンテナが内蔵されているタイプです。
利点は、ひとつのボディだけで済むので、場所を取らなくてすみます。
欠点は、電波やレーダーを受信しやすい場所に 本体を設置しなければならないところです。
セパレートタイプ
本体とGPSアンテナが分離しているタイプです。
利点は、分離しているので、本体を好きなところに設置して GPSアンテナのみ受信状況の良いところに設置できます。
欠点は、2カ所に設置しなければならないので 場所を取ることです。
ミラータイプ
ルームミラーに被せるように取り付けるのがミラー型のレーダー探知機です。
通常のミラーとしても使用可能なので、ダッシュボード上に場所を取りませんが、
高機能ミラーの場合は設置不可であることと、一体型と比較して価格が高く、角度の調節範囲が限られます。
最新レーダー探知機の機能
無線LAN(自動更新)
レーダー探知機をWiFiに接続すると
自動的にいろいろなデータを更新してくれます。
(GPSデータ お天気データ 高速道路ガソリン価格案内 公開交通取り締まり情報 など セルスターは無料!)
それ以外に、ユーザーが登録する情報、主に 取り締まり情報 をリアルタイムでダウンロードできます。
ただし、家のWiFiに繋いでいる場合は 家から離れると更新は止まります。
ちなみに、うちの BMW ALPINA D5s には パイオニア 車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D が載っていますので
クルマ移動中は常にWiFiがつながっている状態です。
OBDⅡ接続対応
OBDⅡアダプターを使用すれば、
トンネル内や山間部などGPS測位が出来ない場所でも正確な自車位置を割り出し、高精度な警告を行うことが出来ます。
また、エンジン系統の故障の有無を表示できる簡易故障診断も使えます。
ただし、セルスターの場合はドイツ車には対応していないみたいです 残念。
各種センサー(ジャイロセンサー/Gセンサー/気圧センサー)
Gセンサーは車体の加速度合いから進んだ距離を感知し、
ジャイロセンサーでは車体の向きを感知します。
それにより、ルートのずれを防止できます。
トンネル内などGPSの電波が届きにくい場所でも正確な位置を把握しやすいので、トンネル内のオービスなども警告することができます。
液晶大画面化 & 18バンド受信
最大画面が セルスターは3.8インチ ユピテルは3.6インチ コムテックは4.0インチ です。
バンド数は多いほど いろいろな電波を受信できるということになります。
18バンドとは
GPS受信 Xバンド Kバンド カーロケーターシステム受信
警察/消防ヘリテレ無線 デジタル無線 取締り用連絡無線(350.1MHz)
署活系無線 高速管理車両無線 W.I.D.E(ワイド)無線
取締特小無線 レッカー無線 新救急無線 消防無線
警察活動無線 警備無線 タクシー無線
レーザー受信
セルスターでは、取締機から離れた場所や広角で受信できる光学フィルターを本体背面に搭載しています。
固定式のレーザー式取締機の場合はGPSからも判断して警告を出します。
レーザー受信のみの判断の場合は かなり近づいてからの反応になるかもしれません。
それでも、セルスターの反応は調べた限りでは悪くない方だと思います。
レーダー探知機の人気メーカー
日本で、レーダー探知機のメーカーと言えば ほぼこの 3社 です。
Cellstar(セルスター)
セルスターは、神奈川県大和市に本社を置くカー用品メーカーです。
国内の三重工場で製造されています。
製品のクオリティが高くアフターサポートも充実しているので、高品質なレーダー探知機が欲しい方におすすめです。
GPSのデータの更新料が無料なのも魅力です。
Yupiteru(ユピテル)
ユピテルは、東京都港区に本社を構える老舗のカー用品メーカーです。
価格の安いレーダー探知機が充実しているので、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
GPSデータの更新は有料ですが、更新頻度が高くGPS情報の登録件数も多いのがポイントです
COMTEC(コムテック)
コムテックは、さまざまな製品を取り扱う大手カー用品メーカーです。
製品の種類が非常に豊富なので、レーダー探知機の機能やデザインにこだわりたい方におすすめです。
液晶画面が4.0インチと3社で最大の商品があります。
購入後も安心して使える長期保証やGPSのデータ更新が無料で付いてくるのもポイントです。
レーダー探知機の選び方
さて、これまで説明をしてきた内容をもとに考えていただくことになります。
あとは、
車に乗る頻度や
少しアクセルを深く踏み込む癖のあるやんちゃな方
すぐにスピードに乗ってしまう車に乗っている方
高速道路を多用する方 使わない方
その他 いろいろな条件によって選択が変わってくると思います。
なぜ セルスター AR-W86A を選んだのか
私は、
通勤で毎日 高速道路を使用し、
車的にすぐにスピードが出る車に乗っているので
高性能で、データが常に無料更新され 極力場所を取らない レーダー探知機 を選びました。
あと、過去に ユピテル と セルスター をどちらも購入したことがありますが、
特に具体的な理由はありませんが、セルスターの方が性に合っているので セルスター AR-W86A を購入しました。
(曖昧な理由ですいません)
今のところ、特に不満はありません。
【2021年】おすすめレーダー探知機6選
第1位 セルスター(CELLSTAR) レーダー探知機 AR-W86LA
基本的にだいたい全て揃っています。
無線LAN搭載。
レーザー式オービスのレーザー光受信も対応しています。
4種類81基の衛星を使用によって、
測位が不安定な都心部の高層ビル街や山間部など、測位精度が悪い状況でも精度が向上していています。
政府機関が発令する地震・津波などの災害情報、『災危通報』を表示、音声でもお知らせします。
高速道のサービスエリア・パーキングエリアの入口と出口、料金所の無いインターチェンジ出口などを対象に、
逆走してしまった時に「警告音」、または「音声」で警告します。
第2位 ユピテル(YUPITERU) SUPER CAT LS700
レーザー光の受信警報が可能なため、取締りの度に設置場所が移動される「レーザー式移動オービス」も対応できます
新型レーダー式移動オービスのレーダー波(新Kバンド)も受信対応。
受信対応衛星数 全84基。
第3位 コムテック(COMTEC) レーダー探知機 ZERO 808LV
従来のレーダー探知機では受信できなかったレーザーの受信に対応。
取締共有機能で、レーザーを受信した場所をコムテックサーバーに送信し、
本システム搭載製品を使用しているユーザー間でリアルタイムに取締り情報を共有することで、
最大1km手前から事前に警報を行うことができます。
受信可能衛星数は88基。
第4位 ユピテル(YUPITERU) レーダー探知機 SUPER CAT A370
微弱なレーザー光に対応する「専用高利得アンプIC」を搭載。取締レーザー光をいち早くお知らせします。
新型レーダー式移動オービスのレーダー波(新Kバンド)も受信対応。
受信対応衛星数 全84基。
第5位 コムテック(COMTEC) レーザー&レーダー探知機 ZERO 909LS
セパレートタイプなので設置場所を選びません。
それ以外は、ZERO 808LVと同じような内容です。
第6位 セルスター(CELLSTAR) セパレートミラーレーダー AR-6
本体とレーザー受信部が別々なので、お好みの場所に設置できます。
取締機から離れた場所や広角で受信できる光学フィルターを本体背面に搭載。
他の性能は AR-W86LA と同じです。
以上です。参考になれば幸いです。
おしまい。
関連記事① 「セルスター AR-W86LA を WiFiルーター DCT-WR100D につなげてみた」