アドラー心理学で人間関係と生き方を変える オススメの3冊
1.アドラー心理学ってなに?
世界的には『心理学の3大巨頭』と呼ばれる有名な「フロイト」、「ユング」と並ぶ「アルフレッド・アドラー(1870~1937)」によって創設された心理学を「アドラー心理学」と言います。世界的ベストセラーの『人を動かす』や『道は開ける』で知られる「デール・カーネギー」や『7つの習慣』の「スティーブン・コヴィー」にも影響を与えているシンプルな心理学です。
2.アドラー心理学について勝手にまとめてみた
何冊もアドラー心理学を読みましたが、そこから個人的な独断と偏見で勝手にまとめてみました。
アドラー心理学とは人間関係の心理学であり、周りを変えるのではなく自分の内面を変えることで相対的な人間関係を変化させて自分も楽になる心理学です。
心理学とかつくと、「怪しい」「胡散臭い」「怖い」「何か買わされそう(笑)」というネガティブなイメージがあるかもしれませんが、読んでみるとある意味当たり前な、そして真っ当な事が書いてあります。しかし、その当たり前で真っ当なことが意外と気づかず、また実行ができないのが人間なのかもしれません。そこを指摘し改善を勧めてくれるのが『アドラー心理学』であるように思います。
哲学書のように難解な言葉で、こねくり回した理解しにくい説明をするのではなく、非常に単純でわかりやすい説明をしてくれ、すっと頭と心に入ってきます。
実際、身の回りに人間関係で悩んでいる人がいた時に『アドラー心理学』の本をお勧めしてます。
3.アドラー心理学についてオススメの3冊
実はもっとたくさんの『アドラー心理学』の本を持っているのですが、とりあえず入門編として読みやすいものをピックアップしてみました。
・ まんがで身につく アドラー明日を変える心理学
まず、漫画なので単純にとっつきやすいので選びました。8つのキーワード 「優越感と劣等感」 「ライフ・タスク」 「課題の分離」 「家族会議」 「意味づけ」 「ライフスタイル」 「不完全である勇気」 「共同体感覚」に分けて漫画で日常の出来事として説明しています。
・ 人間関係が楽になる アドラーの教え
個人的には、結構この本でいろいろと刺激を受けて自分の心の持ちようについて考えるきっかけになりました。そして、視点を変えて自分の考えを変えることによって、周りの見えている景色が変わり自分が楽になるような気がしました。題名通り、「人間関係への考え方」をベースに『アドラー心理学』を使用して説明してくれます。この本と次の「嫌われる勇気」の2冊が人間関係の泥沼から救い出してくれた本です。この2冊から選んでもらうと間違いないと思います。
・ 嫌われる勇気
『アドラー心理学』の本の中では一番有名な本ではないでしょうか。「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になる」と説く哲学者と、それに反対する青年との会話形式で『アドラー心理学』を解いていく本です。この本は読みやすいので最後まですぐ読めて、人間関係のとらえ方について考えることができます。
この本と上の「人間関係が楽になる アドラーの教え」のどちらかまたは両方読んでもらうとより良いですが、『アドラー心理学』という知識を得てじっくり考えたい派は「人間関係が楽になる アドラーの教え」、物語のように軽く読んでいく中で理解をしていく軽く読んでみたい派には「嫌われる勇気」を先に読んでもらうと良いと思います。たぶん、片方読むともう一方も読みたくなると思います。
そして、その続編に「幸せになる勇気」というのがあり、これも読んでみてください。
人間関係にお悩みの方、ストレスを感じている方、ぜひ読んでみてください。