アラフィフオヤジがメンズファッションに目覚めて まだ1年半。
ようやく、少しずつ着る洋服が揃いつつあるのですが、普段使いのダウンジャケットが あるブランドの無茶苦茶重いものしかなく、軽くて 暖かくて キレイ目で 気兼ねなく普段使いできるダウンジャケットがないかなと探していたところ、たまたま良い出会いがあったので 最後まで読んで行ってください。「MooRER(ムーレー)」のすごさがわかります。
エレガントなダウンジャケットを探して
ダウンジャケットと言っても、アウトドアブランドのスポーツカジュアルなものから ドレッシーなものまで いろいろなものがありますが、そこは やはりアラフィフオヤジなので 少しエレガントなダウンジャケットを探していました。
しかし、街中で着る エレガントなダウンとなると 「MONCLER(モンクレール)」、「Herno(ヘルノ)」 、「DUVETICA(デュベティカ)」、「TATRAS(タトラス)」などが候補にあがりますが、なにせ高価!定価では なかなか気軽に手を出せるものではありません。
そういう中、ダウンジャケットを探して街中を彷徨っていたところ、ここ最近 かなり名が通ってきた「MooRER(ムーレー)」のダウンジャケットを かなりお得に 手に入れることができたので 紹介したいと思います。
MooRER NOMOS との出会い
MooRER(ムーレー)とは
知れば知るほど驚く「MooRER(ムーレー)」のすごさを お伝えしたいと思います。
イタリア北部にあるベネト州の都市であるベローナで1999年に創業したアウターメーカーです。2005年秋冬より「MooRER(ムーレー)」メンズがスタートしました。
MADE IN ITALY、最高品質、にこだわり作っている高級アウターブランドと言えばそれで終了ですが、そんなことでは凄さは伝わらないですよね。ということで 少し語りますので 最後までお付き合いください。
オールイタリア製へのこだわり
「MooRER(ムーレー)」の製品は「全てイタリア製」を徹底しています。
先ほど挙げた ダウンブランドの中で、自国で生産されているブランドは一つもありません。ヨーロッパのダウンメーカーは、コストダウンのため 東ヨーロッパで製作しております。
モンクレールはルーマニア・ブルガリア、ヘルノはルーマニア、デュベティカはブルガリア、タトラスはポーランドです。 東ヨーロッパ製というのは、アジアで言えば中国製のようなイメージです。
超有名なブランドであっても こういう状態の中、「MooRER(ムーレー)」は「全てイタリア製」を通しているのです。
ボタン ファスナーなども オリジナルパーツ
パーツも全てオリジナルです。「他のブランドはオリジナルじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうなんです。かなりの高級ブランドでも一般のパーツを使用しているのですが、「MooRER(ムーレー)」は「全てオリジナル」で、しかも高級です。
聞くところによると、あの HERMES(エルメス)のみを手掛けている部材メーカーに無理を言って作らせている完全別注モノらしいです。
ダウン(羽毛)について
ダウン(羽毛)にはフィルパワーという羽毛のかさ高性を表す数値があります。フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく軽く良質なダウンといえます。一般的には、500フィルパワー以下は低品質、600~700フィルパワーが良質、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれています。「MooRER(ムーレー)」は保温性の高いものでは900フィルパワーのようです。
「MooRER(ムーレー)」はプルミュールダウンというカナダ産の 最高級ホワイトグースを含んでいて、グースダウン100%(ダウン92%プルミュールダウン8%)になります。
モンクレールをはじめとしてプレミアムダウンブランドではフェザー(羽軸)を5~10%混ぜて、 ダウンでは出にくい張り感と復元力を出しているというのを建前としていますが、ムーレーのダウンはしっかり張り感があるのでコストダウンの為の言い訳ですね。
モンクレールでさえ これなので 「MooRER(ムーレー)」のダウン100%というのは かなり希少な存在です。
また、イタリア政府の指定規格に従い、イタリア国内で殺菌洗浄するという ここでも「全てイタリア製」を徹底しています。
MooRER NOMOS について
丈は短めで、中わたがダウンのジャケットです。内側にミニウェア付いていて、ブラッシュメタル製のジッパーで分離可能です。
腰にフラップ閉めのポケットと胸元にミニポケットがあり、内側のバックはキルティングで便利な貴重品入れのポケットついています。
生地は100% ポリエステルの軽くて不透性の生地が使用されています。
対応温度は -12°C ~+ 8°C となっています。
MooRER NOMOS を着てみて
前に 3年以上使用していたのがB■SSのコートでしたが、頑丈で それなりに暖かいのですが とにかく ごつくて 重くて 着るのを少し敬遠してしまうような感じでした。
そこで、今回は軽くて暖かくて着やすくて そしてエレガントなものを探していました。
MooRER NOMOS を手に入れて 着てみて思いました。「とにかく 軽い!」のです。そして「軽いのに 暖かい!」のです。これが、フィルパワーが高い 高品質なダウンの威力なのでしょうか。素晴らしい!さらに、中のミニウェアを閉めるとさらに暖かく、しかし見た目の形を崩さないという申し分ないダウンジャケットでした。
その MooRER NOMOSを たまたま ある店で半額になっているのを見つけました。しかし、1着だけだったので きっとサイズが合わないだろうと思っていたら 合いました。合ってしまいました。もう、これは買わなければと即決いたしました。「MooRER(ムーレー)」で半額の商品に巡り合うことは あまりないと思いますのでラッキーでした。
外面の生地は100%ポリエステルですが 品があり 軽く 意外と頑丈です。そして汚れても拭くとすぐ取れるので便利です。
現在、ほぼ毎日 普段使いしています。定価で手に入れたら もう少し気を使ってしまって 使う頻度が減っていたかもしれませんが 半額で購入できたことで 普段使いできているのかもしれません。
あえて、マイナス面を言うと 首元の生地は毛玉ができるので 手入れをしてあげる必要があることぐらいです。
MooRER NOMOSコーデ と まとめ
MooRER NOMOSは カジュアルにも ジャケット代わりにキレイめにも 使う事ができます。
MooRER NOMOSのカジュアルコーデ
ダウンジャケット:MooRER NOMOS
フーデッドパーカー:JOSEPH HOMME
インナー:ユニクロ
パンツ:SIVIGLIA(シビリア)
シューズ:NEGRONI(ネグローニ)
パンツをデニムにして、シューズは黒レザースニーカー、黒バーカーのフードを外に出しています。インナーにはユニクロのグレーハイネック長袖を着ています。デニムとパーカーでカジュアルに合わせてみました。ちなみに、このJOSEPH HOMMEの黒パーカーはとっても使いやすいです。
ダウンジャケットの下はこんな感じです。バーカーでスポーティーです。こういう格好の上にもMooRER NOMOSを合わせることができます。
ミニウェアを開けているとこんな感じで、
閉じるとこういう風になります。
MooRER NOMOSのきれいめコーデ
ダウンジャケット:MooRER NOMOS
ニット:JOSEPH HOMME カシミアニット タートルネック 白
パンツ:BORERIO(ボレリオ)黒
こちらは、きれいめのパンツと靴でモノトーンコーデにしてみました。ダウンジャケットをジャケット代わりに使用しています。首元にマフラーをしても良い感じになるのではないでしょうか。ちなみに、今回のメインではありませんが、このパンツ BORERIO(ボレリオ)がいいんです。生地の質感や形が良いオーラを出しています。また、後日ブログに載せたいと思っています。TLB Mallorcaの黒タッセルもBORERIO(ボレリオ)といい感じに雰囲気を出しています。
白ニットに合わせると 上品な感じになります。
まとめ
まとめると、「MooRER(ムーレー)」最高! 軽くて 暖かくて 格好いい。
「MooRER(ムーレー)」は高価でなかなか手を出しにくいですが、ずっと探していると もしかしたらお得に手に入れることができるかもしれません。
やはり、幾つか行きつけの店を決めて ちょこちょこ 店に顔を出すのが正解かもしれません。
チャンスがあれば 是非 「MooRER(ムーレー)」を手に入れてください。
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