ALPINA D5s(BMW G30)のタイヤ空気圧警告
以前に投稿した「ALPINA(アルピナ) D5sのタイヤ空気圧低下はどう判断しているか」にも書きましたが、TPMS (Tire Pressure Monitoring System・タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)とは、タイヤ空気圧を常時監視する装置のことです。
その中でも、間接式のRDWと直接式のRDCがあります。ALPINA D5sはRDCになります。
タイヤの内部に送信機を内蔵したセンサーがあり、そのデータを無線でコントロールユニットへ送ることで、走行中でもタイヤ空気圧をモニタリングできる装置です。タイヤの回転速度から空気圧を推定するRDW方式とは異なります。
欧米ではこのTPMSの装着が義務化、もちろん日本国内でも、国内生産車に順次標準装備されていく流れになっています。
タイヤ空気圧警告の表示
まず以前タイヤがパンクした時に出た警告とは違ったので、内容が解らなかったのですが、メーターパネルとヘッドアップディスプレイにまずは表示されました。停車後、モニターで確認したところ、下の画像のような表示が出てきました。
その後、メッセージの下にある「タイヤの空気圧メニュー」を表示して下のような画像が出てきました。
このようなモニターから車が静止していてタイヤが温まっていない時の空気圧が2.7~2.8barということでした。その後、走ってみると温度が上がり空気圧も上昇しました。この静止時の目標空気圧が3.1barでした。結構高めの設定なんですね。
ガソリンスタンドでタイヤの空気注入
ちょうど、洗車もしたかったのでガソリンスタンドに持っていき、洗車とともにタイヤに空気を入れてもらうようにお願いしました。ガソリンスタンドの空気入れの圧センサーは正しくないと聞いていたので心配しつつ洗車に出しましたが、割ときっちり3.1barになっていました。ガソリンスタンドの店員さんが言うには2.6barくらいになっていたそうです。
現在の空気圧の写真を撮ってみました。
すべてのタイヤが3.2barになっていました。
一般的にタイヤの空気圧を上げると硬くなりタイヤの衝撃吸収が悪くなるため乗り心地が悪くなるのですが、ALPINA D5sは乗り心地が良くなりました。確かに少し硬くなるのですが、硬くなるのと乗り心地が悪くなるのは同意ではないことを初めて知りました。上手く説明するのが難しいですが、路面にタイヤが吸い付くようになる感じです。これぞALPINAという感じです。計算しつくされているのですね。
みなさんも、いかがですか?
関連記事①:ALPINA(アルピナ)D5s オイル交換に出したら タイヤ全交換になってしまったの巻